静岡市の魅力づくり事業の一環で、三保松原講演会が開催されますので、お知らせします。
これは「富士山世界文化遺産・推薦記念」として構成資産の一つに含まれる三保の松原に焦点をあてて実施されます。
日本の風景を代表する景勝としての三保松原について、美術文明史家と文芸批評のお二人が紐解き、その魅力に迫ります。
題名:三保松原 講演会
講演者:鶴岡真弓氏(美術文明家) 安藤礼二氏(文芸批評)
日 時:平成24年10月14日(日) 13:00~16:00
場 所:羽衣ホテル(静岡市清水区三保1282-1 TEL054-334-1234)
お申し込み、お問合せ
静岡市役所 清水区まちづくり振興課課 TEL054-354--2022
「羽衣伝説と天女の衣」 鶴岡真弓 氏
三保の松原に伝わる羽衣伝説は、ユーロ=アジア世界の神話とアートみ現れる「生命の衣」と響き合っています。「生命の衣」の導きを探りながら、今日求められている再生の祈りと思想についてお話をします。(鶴岡真弓 談)
「三保の松原と三島由紀夫」 安藤礼二 氏
三島由紀夫の文字通り最後の作品となった「豊饒の海」四部作の最終巻「天人五衰」。三島は、醜悪な現実と甘美な夢を一致させる物語の重要な舞台として、三保の松原を選びました。
三島にとって、物語が生まれる始まりの場所にして同時に物語が終わる終焉の場所だったのが三保の松原であったと思います。(安藤礼二 談)
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