安倍川の上流に梅ヶ島地区という集落があり、お茶や椎茸、山葵(ワサビ)などが主な農産品です。その中で今回は椎茸栽培農家の体験をご紹介します。
椎茸栽培農家を直接見学する機会はあまりないと思うので、ほだ木にする原木が山のように積まれている光景などはとても新鮮です。
・子ども達はまず農家の方から椎茸栽培について説明をうける。
・その後栽培の行程ごとに、グループに分かれて見学。
・最後にほだ木より、椎茸を収穫する。(宿舎において夕食の材料)
椎茸栽培方法
1、植菌
原木にしいたけ菌を植え付ける。(ナラ、クヌギの木が多く使用される。)
※菌を受け付けたものを「ほだ木」と呼びます。
2、仮伏
菌を植え付けたものを積み上げて菌が蔓延するまで寝かせておく。
3、本伏せ
木の木口に菌糸が出てきたら、ほだ木を並び替えて、椎茸が採れる状態にしておく。
4、浸水
菌糸が十分に蔓延してきたらほだ木を水槽に漬けて水を吸わせ刺激を与える。
5、発生
浸水したものは収穫できるようにハウス内に並べ替える。
6、収穫
農家の庭先には原木が積まれています。
横には菌打ちの作業場や栽培ハウスが並んでいます。
ほだ木を浸水しています。
しいたけ発生を待っています。
たくさんの椎茸がありました。
山の体験はまだまだ有りますので順次ご紹介していきます。
0 件のコメント:
コメントを投稿