山での体験はその地区ならではの特徴を出すことが必要ですが、今回ご紹介する体験は、安倍川上流にある有東木(うとうぎ)地区でのワサビ漬け体験です。この地区は2008年の第1回静岡県景観賞で最優秀賞の県知事賞に選ばれたほど美しいワサビとお茶の里です。景観の他に国の無形文化財に指定されている盆踊りや、春と秋に行われる御神楽などとても貴重な文化も残っています。
ここのワサビ栽培は日本で初めて行われたと言われおり、「ワサビ栽培発祥の地」として有名です。
ここでは、お母さん方の指導による「ワサビ漬けづくり体験」ができます。子どもたちにはちょっと辛くて苦手な子もいるかも知れませんが、お父さんへのお土産にはとても喜ばれます。
体験:ワサビ漬けづくり
作り方
①、ワサビの切り茎を細かく切り、塩少々を混ぜてよく揉む。
②、ワサビの根を細かく刻む。
③、①を絞る。
④、ボウルに酒粕と②③を入れてよく練り込み、ふたのしっかりした容器に入れる。
所要時間 30分程度
場所 有東木 農林産物加工販売所「うつろぎ」※1
※1昔、この地に逃れてきた落ち武者が大きな洞に住み着いたことから「ウツロ木」→「ウトロ木」
→「ウトウ木」といわれ、それが有東木の地名になったと言われており、これが店名の由来です。
記念碑が建っていて記念写真もいいですね
この有東木に来ると別世界に迷いこんだ感じです。
地元のお母さん方が親切に指導してくれます。
ちょうどワサビの花が咲いていました。
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