2011年7月31日日曜日

2011/7/31 静岡体験モニターツアー

漁家民泊(7月25日~26日)が終わり、7月28日~29日(1泊2日)の行程で教育関係者(教員、旅行業者)を対象にした体験モニターツアーを開催致しました。このモニターツアーは毎年実施しており、当会のメイン事業にもなっています。今回は3月11日の東北大震災の影響もあり、参加者が集まるかどうか心配いたしましたが、会員からも実施するべきだと言う声に押されて募集を致しました。

参加者は下記のように学校7校7名 旅行会社3社4名 計11名で実施を致しました。

    東京都八王子市小学校  1名
    神奈川県横浜市小学校  1名
    〃    茅ヶ崎市小学校 1名
    〃    伊勢原市小学校 1名
    〃    秦野市小学校  1名
    長野県佐久市小学校   1名
    愛知県豊田市小学校   1名
    神奈川県旅行業者     1名
    静岡市旅行業者        2名
    静岡市出版社        1名 
    
1日目はJR静岡駅に集合になっており、さすが教育関係者だけあって時間前に全員が集合されて無事に出発すことができました。
まず最初に昨年10月に新装オープンした登呂博物館、登呂遺跡に向かい、ここで静岡市観光CP課の伏見課長から参加者に歓迎の挨拶があり、見学をしました。先生方は火起こし体験などを見ながらメモをとっている姿が見受けられました。
次に静岡の伝統工芸などが体験できる駿府匠宿に行き、和染め体験に挑戦しました。ここの施設は東海道の宿場町丸子にあり「とろろご飯」が有名ですので、当然、参加者にはお昼に「とろろご飯」を食べていただきました。
この後は、日本平の「遊木の森公園」に行き、担当者から環境学習のプログラムについて説明を受けました。(この公園は自然が多くあり環境プログラムも豊富です。)
次は歴史学習に重要な、久能山東照宮に行き担当者から日光東照宮との違いなどの説明を聞いて博物館の見学も致しました。(昨年12月に国宝に指定されました。)ここからは石階段(1159段)で山を下ります。(行きは日本平ロープウエイで5分です)
下にあるお土産屋さんにイチゴジュースを事前に注文してあり、この味は最高に美味しく感じられました¦
いよいよ最後の行程である、東海大学海洋科学博物館に行き「夜の水族館」体験です。夏の暑い行程の中での水族館はとても涼しくてホッとします。
無事1日目の行程を終えて、羽衣の松近くにある「旅館潮騒」に泊まります。
この1日だけでも参加者は大満足していただき、事務局としても一安心です。
続きは次回にお知らせします。


                                         新装なのでとても綺麗です。
               屋内も充実しており雨天でも安心です。 
                屋外施設でもインストラクターが案内してくれます。
               和染めに挑戦です。(みんなとても真剣です)

               竹筒ごはん体験は環境学習にも役立ちますね。
                何回見ても立派です。

               夜の水族館は雰囲気が昼間と違ってまた良いですよ¦

                    

2011年7月30日土曜日

2011/7/30 漁家民泊(2)

7月25日(月)~26日(火)の日程で大川小学校が漁家に泊まります。
前回は一日目の黒はんぺん作りまでご紹介いたしました。
「黒はんぺん」と言うと焼津の名産¦かと思う人がたくさんいると思いますが、実は清水や由比、蒲原で昔から(約140年前位)作られており、焼津はまだ40年位しか歴史がないそうです。材料も清水を境に違っていて、清水から東側がイワシを使用して、西側(焼津方面)はサバを材料に使うそうです。地元に住んでいても知らない事があり、新鮮な驚きです¦
子ども達は黒はんぺん作りを終えて、いよいよ漁家の皆さんと対面式をするために由比漁港に向かいました。今回は6軒の漁家の皆さんにお世話になり、お互いに少し緊張した雰囲気の中、対面式が始まり、漁家に泊まる児童の代表がそれぞれに挨拶をして、それを受けて漁家の皆さんが子ども達の確認をしながら、それぞれの漁家に向かいました。
漁家では、漁船の模型を見せながら、漁の話をしている家庭もあったり、実際に漁の網を見せに浜までいった家庭もありました。漁師さんの家には、同年代の子どもがいる家庭があり、ほんの30分程度で仲良くなり兄弟のように遊んでいる家庭もありました。
次の日は朝の魚市場見学の為、7時には漁港まで送っていただきました。
お互いに、名残惜しそうにしている姿がとても感動を覚えました。
漁港では定置網漁やシラス漁の船が見られ、子ども達も初めてみる光景に、好奇心旺盛に見入っていました。
この後は、漁港の漁師さんや婦人部人たちと一緒に朝食つくりが始まり、初めてにぎる包丁にドキドキしながら調理を体験しました。
自分で開いたカツオを焼いて食べたり、採れたての生シラスを食べたり、とても贅沢な食卓になりました。朝食の次は、みんなが楽しみしていた漁船への乗船体験が始まり、ライフジャケットを装備して、定置網の漁場を見学です。子どもの感想は「最高におもしろい¦」でした。
この他にもマイナス40度の冷凍倉庫体験なども実施して、盛りだくさんのメニューに大満足な漁港体験になりました。


                                         漁港での対面式(ちょっとお互いに緊張ぎみですね)
               漁船の模型を見ながら、漁の話を聞きました。
                 夏はやっぱり花火かな¦
               どの子が、泊まった児童が見分けがつきません¦
                漁家の皆さんと記念撮影です。(とても楽しそうです)
                採れたての魚で調理体験です。
                乗船体験はとても楽しみにしていたそうです。
                新聞にも大きくこの取り組みが報道されました。

2011年7月27日水曜日

2011/7/27 漁家民泊

7月25日(月)~26日(火)の1泊2日行程で大川小学校の児童が由比漁港の漁師さんの自宅に泊まり、体験旅行を実施しました。この大川小学校は静岡市の藁科川上流にあり、全校生徒で17名の小さな山の学校です。当日は児童17名校長を含め先生6名全員が旅行に参加して三保にある東海大学海洋科学博物館でミズウオ(深海魚)の解剖実験と見学をして、その後、隣接している清水エスパルスの練習グランドで選手の練習風景を見学しました。(ちょうど高原選手が見れて子どもたちは大喜びでした¦)昼食の後 いよいよ由比の町へ向かい、まず黒はんぺん作りに挑戦しました。
この体験は私も含めて初めてなので、子ども以上に夢中になってしまいました。はんぺんの形は自由にしたので星型になったりハート型になったり、楽しい体験になりました。工場の皆さんも大変親切に迎い入れていただきありがとうございました。
漁家の家族と対面式の為にまたバスに乗り込み由比漁港に向かいます。

続きはまた次回にお知らせします。

               ミズウオの解剖実験です。
                みんな良く似合いますね¦
                  ハート型がかわいいです。(漁家で夕食に食べました)
                この石うすは何十年も使用しているそうです。
               最後は記念写真です。

2011年7月24日日曜日

2011/7/24 地デジカ

2011年7月24日正午に完全地上デジタル放送にテレビが切り替わりました。静岡市には多くの宿泊施設があり、事務局がある三保研修館もこの日にあわせて準備を進めてきました。これに係る経費は予想以上に負担になりますが、宿泊客にとってテレビは完備してあって当然というご時世でもあり、災害時の情報収集の手段にもなります。当初この三保研修館は東海大学の研修施設として建てられたため、2階の客室にはテレビを設置してありませんでした。宿泊者はテレビが無ければそれぞれが工夫して時間を過ごしたものでした。実際に現在来られている学校団体の多くはテレビを禁止しており、友達同士のコミニュケーションを大切にしています。宿泊体験は家では味わえない貴重な思い出をいっぱい作ってくれます。
 明日から、「子ども農山漁村交流プロジェクト」事業で山の学校の子ども達が由比漁港の漁師さんのお宅に分かれて宿泊します。この子ども達はきっとテレビを忘れてしまうほどの楽しい事が待ち受けていることでよう¦私も事務局の1人として同行して来ます。(私も今から楽しみです)

               テレビが薄くなって映りも綺麗ですね¦

2011年7月23日土曜日

2011/7/23 園遊会

本日 東海大学博物館を会場に東海大学主催の園遊会が開催されました。これは静岡地区の東海大学現役の幼稚園から大学生、卒業生が親睦を深めるために年1回開催されており、毎年4,000人ほどが集まり楽しいひと時を過ごします。博物館前の広場に出店が並びなり さながらお祭り会場に来ているような感じを覚えます。一般入館者の方も、ちょっと得した気分で楽しんでいられました。

                                   私が大学生の時に実習で乗船した東海大学丸二世の前で演奏会です
             (※今は博物館の前に展示してあります。)

清水みなと祭りで踊られる「港かっぽれ」が披露されました。
               出店が並ぶと気分もウキウキしますね¦

2011年7月18日月曜日

2011/7/18 三保あさり祭り(海の日)

毎年実施している夏の大イベント「三保あさり祭り」が本日開催されました、台風6号が近ずくなかでの実施判断はむずかしかったと思いますが、三保半島の湾内は心配をよそに波も無く参加者も楽しんで無事終了いたしました。本部の発表では去年より参加者が少し下まわって6,000人とのことでした。(みんなバケツにいっぱいあさりを採って笑顔でした¦)
県内の他の海水浴場は台風の影響で遊泳禁止が出されていましたので観光関係の人たちには大きな痛手になってしまいました。
夕方4時からこの場所で横浜市内の小学校が地引網漁をしましたが、この時間でも波が無く穏やかな海でした。(スズキや鯛、カマスなどが採れて児童も先生も大喜びでした¦)三保半島に守られた港内は体験にもやさしい環境ですね。

                                         三保半島の内浜海水浴場が会場になりました。
         安全対策として東海大学のカヌークラブに海側からパトロールを依頼しました 
                あさり汁は毎年大人気で行列ができます。

               今年新しく駿河湾名物桜エビを使った焼きそばが登場しました。
               三保の松原から高田の松原へと義援金をお願いしました。 
             ビーチサンダル飛ばし大会(単純な競技ですが大変盛り上がりますね¦)  
               宝探しゲームも毎年大人気のイベントです。
                  何が当たるか?お楽しみです¦  

2011年7月17日日曜日

2011/7/17 ガイドツアー

本日7月17日(日) 静岡市と東海大学との交流事業で海洋科学博物館と自然史博物館を利用したガイドツアーを開催致しました。これは事前に参加者を募集(定員80名)をしますが、今回は参加募集を始めて15分で定員になったそうです¦(無料なので早いのかな?すごいですね¦)
これから夏休みイベントもたくさん予定していますので、是非みなさんのお越しをお待ちしています。


                                           学芸員しか入れない場所はみんな興味がありますね¦
               子ども達も真剣です。

2011年7月16日土曜日

2011/7/16 野外活動

体験学習で訪れている学校のプログラムに野外での夕食作り(カレーライス)とキャンプファイヤーを実施する学校が増えています。同じ宿に泊まり、みんなで協力してつくる夕食は友達の絆を深める効果は大きいですね¦
電気やガスが使用できない状況を想定して火起こしや飯ごう炊飯などに挑戦することも、これからの子どもには必要なのかもしれないですね?

               ハーバルキャンプ場
                                          衛生的な設備も整っている炊事棟
                火の加減によって味も変わります¦
                食事の後はキャンプファイヤーで楽しい時間を過ごします。 
                 友達の絆が深まりますね¦

              三保ハーバルキャンプ場の問い合わせは
              TEL 054-334-7732 までどうぞ

2011年7月12日火曜日

2011/7/12 夏のイベント

東海大学社会教育センター(水族館・恐竜館)の夏イベントのお知らせをします。

2011夏の特別展「すべては、海からはじまった」

海洋科学博物館(水族館)
・むかし・昔の海のいきもの大集合7月24日(日)~8月31日(水)
人間の歴史より遥かに長い海の生きものの歴史を分かりやすくご紹介
・ナイトアクアリウム
夜しか見られない生物の行動をじっくり観察。発光生物の光やおどろきのクマノミボール¦
開催日8月12日(金)~8月17日(水)、8月20日(土)、21日(日)27日(土)28日(日)
時間: 18:00~20:00
・ウミホタルの発光実験会
海水のきれいな海で光るウミホタル。幻想的な光をご覧ください。

自然史博物館(恐竜館)
・太古からの王者シーラカンス7月24日(日)~8月31日(水)
日本に初めてやってきたシーラカンスの完全レプリカ、1mを超える実物化石が登場
・恐竜ナイトツアー
夜の博物館で恐竜が逃げ出す?
開催日7月23日(土)・24日(日)・30日(土)31日(日)、8月6日(土)・7日(日)
時間: 17:45~19:00
定員: 100名様まで(予約制になります。)
お申込み先:TEL054-334-2385




 

2011年7月10日日曜日

2011/7/10  漁家民泊

今年「子ども農山漁村交流プロジェクト」のモデル地区に採択されて、いよいよ由比漁港の漁師さんのお宅に子ども達が民泊することが決まり、先だって 先生方が漁家のお宅に挨拶回りをしたので、事務局としても同行してまいりました。先生方は漁港の職員さんの案内でそれぞれのお宅に伺って宿泊する児童に関する説明や、漁家からの避難経路の確認をしていました。受入れていただく漁家の皆さんは全員にこやかに迎えてくれて、先生方もとても安心をされていました。
本体当日も事務局として、同行してサポートします。

                                        網元さんのお宅なので玄関が旅館のようです¦
               児童の写真を見せたり、避難場所の確認をしました。  
               昭和の雰囲気が残っていますね 
               児童には漁船乗船も予定されています。

2011年7月5日火曜日

2011/7/05 体験モニターツアー参加者募集

当会で毎年実施している、モニターツアーの参加者を募集していますのでお知らせします。

実施日 平成23年7月28日(木)~29日(金) 1泊2日

参加定員:先着30名様(定員になり次第締め切ります)

参加資格:学校の教員(教育関係者も含む)

参加費:無料(※ただし集合場所までは自己負担になります。)

集合場所:JR静岡駅

申込方法:事務局までお問合せください(申込書を送付致します)

締切日:平成23年7月16日(土)

コース
1日目 JR静岡駅(集合)---登呂博物館(弥生時代体験)ーーーー駿府匠宿(伝統工芸体験)ー         
     ー昼食ーーー遊木の森(環境学習)---久能山東照宮(国宝)見学ーー海洋科学博物          
    館(夜の水族館体験)---宿舎

2日目 宿舎ーーーカヌー体験ーーー三保地区案内ーーーお茶摘み体験(日本平)--昼食ーー
     ----清水港 遊覧船ーーー意見交換会ーーーJR清水駅(解散)

コース内容は天候などによって一部変更する場合が有ります。

                                         登呂博物館では火起こし体験できます。
               清水港からみる富士山はすばらしいですね
                波の静かな湾内でのカヌー体験なので安心です。
               去年の12月に国宝に指定されました。
               静岡といったらお茶体験ですよ¦