2012年3月11日日曜日

2012/3/11 大人の社会見学ツアー「静流」№1

以前お知らせした「大人の社会見学のモニターツアー」の報告です。これは静岡商工会議所が企画し観光庁の事業補助を受けて、最近の観光で注目を浴びる「産業観光」のモニターツアーとして実施されました。静岡市内の工場、商店などを訪ねる1泊2日の旅行商品を組み入れたツアーで、私もモニターの30名の中の一人として参加しましたが、市内に住んでいながら初めて訪れる場所もあり、とても楽しいモニターツアーになりましたので、ご紹介をさせていただきます。

日程 2012年3月6日(火)~7日(水) 1泊2日 募集定員30名


1日目            まるで喫茶店のような店構えです¦
  (株)前田金三郎商店
大正7年創業の製茶問屋。初代前田金三郎が静岡・茶町通りに店を構えて以来94年の歴史を持ち業界では広く親しまれている。1階では日本茶とお茶に合うスイーツを販売し、2階ではお茶が愉しめる空間として開放している。現社長の前田冨佐男氏は2002年「テレビ東京テレビチャンピオンお茶選手権」で優勝、2004年「第1回日本茶インストラクター・インストラクションコンクール」優勝などテレビのコメンテーターや講演会講師として現在活躍中です。

                店主の前田さんから工場内で説明を受けました。
                   機械によってお茶の種類を分けていきます。
              昔は火を使って乾燥していたのが現在はマイクロ波赤外線です。 
              2階では何種類ものお茶が楽しめる空間になっています。
               お茶がそれぞれ楽しめるので女性にはうれしいですね。 
              お茶について教えてもらいました¦知らないことが多く有りました。
                このスイーツとても人気があるそうです。
                1階でスイーツを焼いているところも見られます。

2番目に訪れた㈱タミヤです。
世界有数の総合模型メーカー。戦車・戦艦・飛行機・車などのプラモデル、ラジコン、ミニ四駆、ダンガンレーサーといった可動模型、「楽しい工作シリーズ」といった木工工作も名、ブラバンなどの素材、塗料、エアブラシ、コンプレッサーなどの塗装道具と模型に関連する広範囲の商品を扱い、「初心者にも分かりやすく作りやすい」をコンセプトに企画から金型製作、ボックスアート(箱絵)まで自社一貫体制で対応しており、日本国内では随一の開発力を持つ。最近では女性の間で樹脂や粘土を使用したミニチュアのお菓子「スイーツデコレーション」の人気が高まっている。

                  プラモデルと言ったらタミヤ模型ですね。
                                             見学は予約制になっています。
                                         ロビーには実車が並んでいてこれだけでウキウキしてきます。
                                         模型を製作するために実車を購入しているそうです¦
本物のレーシングカーもありました。 
                            今回は田宮会長が直々に説明と案内をしていただきました。(なかなかお目にかかれません)
                                        昔は木で型を作っていたそうです。
                                                    金型の技術もすごいですね¦
            この機械から  一瞬でプラモデルが出来上がってきます¦(実演してくれます)
  ミニ四駆のボディーかな?さわるとまだ温かいですよ。(またブームが再来しているそうです)
                                          タミヤ歴史館も併設されていて勉強になります。
                                                     さすが世界のタミヤですね。
                                           お宝鑑定団に出したらスゴイ値段がつきそうです。
                                               これは全部、紙で製作してあるそうです。
お昼はお土産の「安倍川もち」を製造してしている㈱やまだいちが経営している「もちの家」で昼食をとりました。
徳川家康公が名付け親とも伝えられる静岡が誇る銘菓「安倍川もち」。
㈱やまだいちは昭和25年の創業、もちの家は200年前の奥会津の農家を移築して手打ちそばや安倍川もちも愉しむことができる。

                                  社長自ら、火起こしを見せてくれました。(隣接して登呂遺跡があります。)
                                           30秒くらいで火がつきました。(みんなで拍手です¦)
つきたてのお餅なのでとても美味しいですよ¦
午後は平成22年に国宝に指定された久能山東照宮を見学です。
徳川家康公を祀る神社として元和3年(1617年)に創建されました。家康公は元和2年(1616年)4月17日、75歳の生涯を駿府城にて閉じましたが、その時の遺言により御遺骸を久能山に埋葬し、
2代将軍秀忠公の命により中井大和守正清を大工棟梁として造営されました。
               この日は寒桜や梅が満開でとても綺麗でした。
     
模型の街「静岡市」らしくバンダイの徳川家康の金鎧をつけたガンダムが飾られていました。
静岡市には駿府城や久能山東照宮の造営の為に全国から集められた優秀な技術者の子孫が多く残こり、静岡の産業の基礎を作りました。模型産業もその一つです。
            権現造りの御社殿は最古の東照宮建築として国宝に指定されました。
                 私たちは拝殿から説明を受けました。
この久能山東照宮では一般の人達でも結婚式が挙げられるそうです。(国宝に指定されてから特に予約が多くなっているそうです。)
 拝殿には柱の間ごとに天女が描かれています。50年ごとに塗り替え工事をしているそうですが上の天女の絵は造営当時のままに残しているそうです。絵ごとに天女の姿が違っていて比べてみるのも面白いですね。三保の松原には羽衣の天女伝説もありますよ。
久能山東照宮の石階段を下り(1159段)山下の石垣イチゴを楽しみました。(いちいちごくろうさんと覚えてください) 何年かぶりに体験しましたがとても甘くて美味しいでよ!
久能の石垣イチゴは明治29年に創始者の川嶋常吉がイチゴ苗を玉石に間に植え、冬にもかかわらず石の輻射熱でイチゴを栽培し、甘く香りのある実をつけることを実証しました。
              いちご狩りパーク久能屋さんでは手作りいちご大福をつくりました。
                見た目は悪いですが、味は最高ですよ¦
            1日目最後は帆船オーシャンプリンセス号で巡る清水港工場夜景です。
富士山も冠雪して絵になりますね¦
  まずは今回の企画提案者の住井さんのご挨拶です。住井さんは当会の教育旅行の会長もされており今や静岡市の重要な役割をしていただいております。
 真近で見るコンテナ船はとても迫力がありました。子供だけでなく大人も充分楽しめます。
                工場夜景もなかなか綺麗ですよ¦
最後は今年2月に静岡駅前にオープンしたばかりの「静鉄ホテルプレジオ」に宿泊です。
このホテルは専用女性フロアーもあり女性も安心して宿泊できます。
これで1日目が終わり2日目はまた次回報告致します。2日目も盛りだくさんですよ。


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