2012/6/4 羽衣村

昨日（3日）NPO法人三保の松原・羽衣村の総会が開催され無事に終了致しました。縁あって理事長を務めさせていただいており、三保の活性化に少しでもお役に立ちたいと思っています。
三保の松原は県が進めている富士山の世界文化遺産登録の中の構成資産に位置付けられており、松林の保全について、地元でも協議がつづけられています。
総会後に、講演「富士山世界遺産登録に向けた今後の三保の松原の保全と整備について」と題して東京農業大学の木村悦之先生にお話をいただきました。赤外線写真で撮影（空撮）した三保の松原の画像は松の育成状態が良くわかり、とても参考になりました。
この後、県立農業高等学校（食品科学科）の生徒さんによる、「三保の松原の松葉の研究発表」がおこなわれました。これは松葉の成分（ケルセチン）について実験を重ね、食品等に転用できないかを研究したものでした。高校生の発表とは思えないくらい、しっかりした内容になっており、参加者全員が感心をさせられました。最後に松葉を粉末にした手作りパンも試食してみなさん笑顔で終わりました。（これは商品化できるかな？）

 　　　　　　　　　　　　　　専門の先生によるお話は、わかりやすいですね。

 　　　　　　　　　　　　こんなしっかりした若者がいるので、大人も頑張らないと￤

 　　　　　　　　　　　　　　　手作りパンを食べて、アンケートに協力しました。

 　　　　　　　　　見た目も、美味しそうですね　♪（緑色の場所が松葉の粉末が入っています。）

新聞社も取材に訪れていて、ちょっと緊張ぎみです。